【2026年最新】相続した金・遺品の金を売却するガイド

最終更新: 2026年4月24日

親や祖父母から相続した金、遺品整理で見つかった金のアクセサリーやインゴット。「売りたいけれど税金はどうなる?」「取得費がわからない場合は?」「遺産分割協議が必要?」——相続した金の売却には、通常の売却にはない特有の注意点があります。

この記事では、相続した金・遺品の金を売却する際の税金・手続き・注意点をわかりやすく解説します。

相続した金の売却で発生する税金

1. 相続税(相続時)

金・貴金属は相続財産に含まれ、相続税の課税対象です。評価額は相続開始日(被相続人の死亡日)の金相場で計算します。

項目内容
評価方法死亡日の金小売価格 x 重量(g)
基礎控除3,000万円 + 600万円 x 法定相続人の数
申告期限相続開始を知った日から10ヶ月以内

相続財産の合計が基礎控除を超えなければ相続税は発生しません。ただし、金は申告漏れが発覚しやすい財産です。200万円超の売却は支払調書が税務署に提出されるため、申告漏れは追徴課税のリスクがあります。

2. 譲渡所得税(売却時)

相続した金を売却して利益が出た場合、譲渡所得として所得税が課税されます。

保有期間計算式
5年以内売却額 - 取得費 - 売却費用 - 50万円 = 課税対象額
5年超(売却額 - 取得費 - 売却費用 - 50万円)x 1/2 = 課税対象額

重要:保有期間は被相続人の購入日から起算

保有期間は被相続人(亡くなった方)が金を購入した日から、相続人が売却する日までの期間で計算します。つまり、故人が30年前に購入した金であれば、相続後すぐに売却しても長期譲渡所得(5年超)として課税額が半減します。

取得費がわからない場合の注意

故人が金を購入した際の領収書や契約書が見つからない場合、売却額の5%が取得費として計算されます。これは非常に不利です。

具体例:相続した100gのインゴットを1,520万円で売却した場合
領収書あり(取得費500万円):課税対象額 = (1,520万 - 500万 - 50万) x 1/2 = 485万円
領収書なし(取得費5%):課税対象額 = (1,520万 - 76万 - 50万) x 1/2 = 697万円
差額:212万円(税率30%なら約64万円の税金差)

故人の書類をよく探し、領収書・契約書・金融機関の取引明細などを見つけましょう。

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遺品整理で見つかった金の対応手順

  1. 金製品をすべてリストアップする:アクセサリー、インゴット、金貨、金歯など、金と思われるものをすべて集める
  2. 刻印を確認する:K24、K18、K14、K10、750、585、416などの刻印を確認。刻印がない場合は業者に持ち込んで判定
  3. 購入時の書類を探す:領収書、契約書、保証書を探す。取得費の証明に重要
  4. 買取業者に査定を依頼する:最低3社に査定を依頼。査定は無料
  5. 遺産分割協議で売却方針を決める:相続人が複数いる場合、売却の可否と売却金の分配方法を協議
  6. 売却・確定申告:売却後、譲渡所得の確定申告を行う

相続した金を売る際の注意点

遺産分割協議が必要

相続人が複数いる場合、金の売却は遺産分割協議で合意を得てから行いましょう。協議が完了する前に一人の判断で売却すると、後からトラブルになることがあります。

相続税の取得費加算の特例

相続税を支払った方が、相続開始日から3年10ヶ月以内に相続した金を売却した場合、支払った相続税の一部を取得費に加算できる特例があります。この特例を使えば譲渡所得税を大幅に減らせる可能性があります。

悪質な遺品整理業者に注意

遺品整理の際に「不用品として引き取ります」と言って金製品を安く持ち去る悪質な業者が報告されています。遺品整理業者と金の買取は別々の業者に依頼することをおすすめします。

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相続金の売却に関するFAQ

相続した金を売却すると税金はかかりますか?
売却益は譲渡所得として課税対象です。年間50万円の特別控除があり、被相続人の購入時から5年超なら課税額が半減します。
取得費(購入価格)がわからない場合は?
売却額の5%が取得費として計算されます。非常に不利なので、購入時の領収書を探すことが重要です。
遺品整理で見つかった金の価値がわからない場合は?
買取業者に持ち込めば無料で査定してもらえます。複数業者で比較しましょう。
相続人が複数いる場合、誰が売却すべき?
遺産分割協議で合意を得てから、代表者が売却するのが一般的です。売却金は協議に従って分配します。
相続した金をすぐに売るべきですか?
2026年4月現在は歴史的な高値水準なので売却の好機です。ただし税金を考慮して最適な時期を判断しましょう。税理士への相談をおすすめします。

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まとめ

相続した金の売却では、税金の計算(取得費の有無が重要)遺産分割協議が通常の売却にはない注意点です。

  1. 購入時の領収書を探す(取得費の証明で税金が大幅に変わる)
  2. 遺産分割協議で合意を得てから売却する
  3. 複数業者に査定を依頼して最高値で売却する
  4. 税理士に相談して最適な売却タイミングを決める

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